ギックリ腰の患者さん

30代男性の方、運送業をしているそうで、荷物をキャスターに乗せて移動させる時に腰をひねったら痛みが出て、動けなくなったそうです。運転も出来なく、介助の方が付き添われて来院される。

ベッドに伏せる事が出来ないので、腰掛けての施術を始め、痛みが軽減されてからベッドでの施術に移る。骨盤の検査をすると、左仙腸関節偏倚で、左脚が長く、右脚短い。陽性側から骨盤調整をして、大腿二頭筋から下肢を弛緩して行く。

大臀筋、中臀筋、股関節周りの梨状筋が特に緊張しているため、再度弛緩して行く。大腿筋膜張筋も緊張しているので弛緩する。仙腸関節の動きを確認すると、左側の動きが悪く調整すると動きが良くなる。背部の弛緩、肩甲骨周り、首の弛緩。

痛みの確認をすると、だいぶ楽になったとの事で、仰向けになってもらう。大腿四頭筋を弛緩、下肢を弛緩。斜角筋、大胸筋、小胸筋、上腕三頭筋、上腕二頭筋を弛緩する。大腰筋を弛緩してベッドから降りてもらい痛みの確認する。

腰をひねると腰に痛みが出るとの事。再度中臀筋を弛緩する。もう一度痛みの確認をすると腰の痛みはないとの事で施術終了。帰りは普通に歩いて行かれました。再来はありません。

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